4月7日ナビロフトにて『仕込が少し楽しくなる音響照明勉強会Ver2』を開催しました。
今回で2回目になるWS、テキストも内容も機材もボリュームアップして開催。キャンセルが多く受講者の人数が少なかったですが、機材を触ってもらったり、質問を受け付ける時間をかなり取れたのは逆に良かったかなと思います。
今回はWSですが公演並みに機材の持ち込みをしています。
まず照明ですが、LEDPAR4種類、ムービングヘッド2種類、2Wレーザー、フォグ及びフェイズマシーン。それを制御するためにムービング卓1台、通常卓1台、レーザー制御用PC1台を持ち込み。
音響はデジタル卓1台、アナログ卓1台、サブウーファーおよび8と10インチスピーカー、それに対応したアンプ。
以上を使って講習します。
仕込みには当劇団の高校生にも手伝ってもらいました。仕込みらしい仕込みは初めてで、教えながらの仕込みです。
内容については来ていただいた方に配慮してダイジェストです。
WSは座学と実機の組み合わせです。
音響のデジタル卓とアナログ卓を比べて説明や、
実際に設置したスピーカーより音を流して違いを聞き比べてたり。
イコライザーやミキサーの基本な機材の使い方を
実機を使いながら体験していただきました。
照明は実際に機材のチャンネルを変えながらDMXの概要の説明。
この辺の説明はやはり理解しづらそうでしたが、ムービング卓を触るうえで必ず必要なので
どうしても飛ばすことはできません。
実際にムービング卓を触っています。
実機を操作してみるとなんとなくでも先ほど説明したことがなんとなくわかってきたと思います。
2Wレーザーを持ち込んでいますのでこれについては簡単に説明。
レーザーの制御はDMXではなくILDAというのを使っており、制御用PC~LANケーブル~制御用デバイス~ILDAケーブル~レーザーという流れで構成されています。
実際に照射した写真です。基本的にスモークを張らないとレーザーの線が見えません。
触っても特に熱かったりしませんが、カメラや目に入らないようにブラインドの設定もできます。
変わり種ではフォグとフェイズマシーンを比べたり。右がフェイズ、左がフォグ。噴出の仕方がちがいますが、インターバルの有無や音の有無などの違いを見れたかと思います。
以上がダイジェストになります。
ご来場いただいた方はありがとうございました。
次回の開催は未定ですがパワーアップしてまたやりたいと思っております。
今回参加できなかった方も是非参加ください。
ちなみに楽屋では高校生組が春休みの宿題してました。
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